BUMAX強度特性

高強度が可能にしたダウンサイジング BUMAXは生産コストの大量削減をお約束いたします!

SUS304(A2-50)の4倍、SUS316(A4-70)の2倍の耐力

 ステンレス鋼でありながら鋼製ボルトと同じ強度クラス10.9を満足するBUMAXは、一般ステンレスボルトであるSUS304(A2-50)及び SUS316(A4-70)と比べ、それぞれ4倍、2倍の強度(耐力)を有します。SUS304(A2-50)の20ミリ径のボルト設計をBUMAXでは 10ミリ径まで小型化でき、重量比で4分の1の軽量化を達成しました。
 BUMAX109を使用することで、右側のフランジジョイントを左側のように小さく設計し製作することが可能となります。

高強度(耐力)特性によるボルトジョイントの縮小化

上記4つのサイズは同じ強度なので、M20からM10に変えると重量を4分の1まで減少できます。

降伏荷重の比較

呼び径

ピッチ

有効断面積

降伏荷重 Min.
A2-50 A4-70 BUMAX
88 109
304 316L 316L HiMo
並目 mm2 kN
M3 0.5 5.03 1.1 2.3 3.2 4.5
M4 0.7 8.78 1.8 4 5.6 7.9
M5 0.8 14.2 3 6.4 9.1 12.8
M6 1 20.1 4.2 9 12.9 18.1
M8 1.25 36.6 7.7 16.5 23.4 32.9
M10 1.5 58 12.2 26.1 37.1 52.2
M12 1.75 84.3 17.7 37.9 54 75.9
M14 2 115 24.2 51.8 73.6 -
M16 2 157 33 70.7 100.5 141.3
M18 2.5 192 40.3 86.4 122.9 -
M20 2.5 245 51.5 110.3 156.8 196
M24 3 353 74.1 158.9 225.9 -
M27 3 459 96.4 206.6 293.8 -
M30 3.5 561 117.8 252.5 359 -
M33 3.5 694 145.7 312.3 444.2 -
M36 4 817 171.6 367.7 522.9 -

 A2-50のM20の降伏荷重とBUMAX109のM10の降伏荷重をご確認ください。
同じ強度でダウンサイズが可能であることがお分かりいただけると思います。

機械的特性比較

材料名/特性  引張強度   耐力 
 MPa  Kg/mm2  MPa  Kg/mm2
A2-50
(SUS304)
 500  51  210  21.4
A4-70
(SUS316)
 700  71.4  450  45.9
A4-80
(SUS316L)
 800  81.6  600  61.2
BUMAX 88  800  81.6  640  65.3
BUMAX109≦M12  1000  102  900  91.8
BUMAX109≦M20  1000  102  800  81.6

ボルト強度比較

   

取扱商品

お役立ち製品

高強度ステンレスボルトBUMAX

高強度ステンレスボルトBUMAX BUMAX強度特性